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ロシアアニメーション映画

ロシア語を勉強するきっかけになったのが、ロシアのアニメーション映画達。自分がまだ保育園や小学校の低学年だった頃に夏休みなんかに普通にテレビで放送されていたアニメがロシアの物だと知った時、これだわ!!!って思ったのでした。その頃はロシア以外にもたぶん上海とかのアニメも放送していて、毎年放送していて内容も覚えるくらい見ていたけど飽きずに見ていたのを覚えている。その頃放送されていたそれらの海外アニメ(現在は日本語吹き替え版でしか販売されていなかったことを考えると版権自体を日本が購入したのではないかと思われる)は、いつでもハッピーエンドで見ていてすぐに飽きてしまうディズニーなんかとは比べ物にならないくらいストーリも絵も美しいです。大人になった今見てもその完成度の高さには驚かされます。
ロシアといえは最近では”チェブラーシカ”が人気があって、私もチェブラー(チェブラーシカを愛する人々のこと)の1人。チェブ(チェブラーシカの略)については突っ込みところ満載なため後日upすることにして、今日は購入してしばらく見ていなかったミトン(ВАРЕЖКА)を中心に書きます。ミトンはほかに”ママ(МАМА)”、”レター(ПИСЬМО)”の3本収録されていて、監督は全てチェブラーシカの「ロマン・カチャーノフ」です。ミトンでは効果音と犬の鳴き声以外は無声です。声が無くても人形の表情で全てが理解できる、好みがあるけどわかりやすい作品です。短編だけど人形の動きや小物の一つ一つまでもが良くできていて、それを見るだけでも人形アニメ好きにはたまらない。とにかくかわいくて、かわいいもの好きの心をくすぐる作品。毛糸でできている子犬の糸が引っかかるところなんて、やっぱり偽物なんだなって思って切なくなってしまいます。ママは母の子に対する愛。レターは戦争に行って帰ってこないお父さんを心配する親子の話です。ママにでてくるお母さんの顔色が青いのがかなり怖いです。
ロシアアニメーションで忘れてはいけなのが、ロシア語を勉強するきっかけになった雪の女王森は生きているの2本、そして蛙になったお姫さまも有名です。いずれも古典作品です。昔はこういった海外アニメもたくさん放送されていたのに今はなくなって悲しい。雪の女王も森は生きているもキレイな作品です。自然の大切さや雪の怖さを表現しています。蛙になったお姫さまを見て、コサックダンスはロシア人の女性はあまり踊らないものだと知りました。
あと、日本ではたぶん入手できないかもしれないけどロシア版プーさんも面白い。どう見てもたぬきにしか見えないプーさんの不細工さとドラえもんのスネオばりのだみ声は、もはやプーさんではない別の生き物とかしています。それがまたなんと性格が悪い。。。ロシア人から見るとプーさんはこんな風に見えるのかな?て思いました。

КОНЕЦ!終わり

by aki_cat | 2004-08-26 00:19 | DVD